今、京都で急増中の京町家(きょうまちや)ゲストハウス。町家を改築したり、ほとんど原型のままで簡易宿泊施設として格安な料金で泊まることができ、外国人観光客を中心に話題となっています。

そもそも京町家とは?

京町家とは、主に京都の職住一体型の建築物のことを指します。中には、江戸時代から今の平成に至るまで残っていて、なおかつ居住して生活を営まれている歴史的な町家も存在します。

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町家は間口がせまく、建築するための土地が縦に長く、奥行きが深いことから「うなぎの寝床」と呼ばれたりもしています。これは豊臣秀吉時代の狭い間口を1軒屋とする課税に対しての対応策だと言われています。

京町家型ゲストハウスが人気の理由

今、京町家のゲストハウスが人気の理由の一つとして、低価格な手頃な値段で宿泊できるということです。ホテルをとっても一泊1万円〜、またビジネスホテルをとったとしても、1泊するにはそれなりの値段がかかってきますが、一般的な京町家の1泊の料金はおよそ2500〜3000円とリーズナブルな価格です。

しかし、炊事や寝床の準備はセルフサービスなので基本的に自分でしなければなりません。また中にはドミトリーといって、共同スペースの部屋で仕切りを設けて寝るといったところもあります。ホテルと違って、ある程度のサービスを求める方には向いていないかもしれません。逆にバックパッカーや、寝床があればどこでもいいといった方にはオススメです。

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さらに、ゲストハウスというと簡易宿泊施設ですから、日本人と外国人観光客とが交流できる数少ない場の一つだと思います。普段は外国人と話すのはちょっと恥ずかしいけど・・英語を勉強したいけど・・という方にはぴったりではないでしょうか!

京都という土地柄や、京町家の歴史的な建造物ということもあって、ニッポンの雰囲気を身近に感じることができるという理由から、日本人観光客のみならず外国人観光客にも非常に人気です。

宿で日本の和を満喫し、観光に京都の町に繰り出すという日本文化のフルコースを味わうことが出来ますね!

何故、京町家ゲストハウスが増えているのか?

京都には現在、48000もの京町家が存在しますが、そのうち10%が空き家となっています。65歳以上の町家の所有者の方が、30%も占めているのが現状です。

これを有志の方が有効活用しようとして、京町家をゲストハウスとして開業しようとする方が増えているそうです!

空き家になってしまって、どう活用していいかわからない大家の方と上手く交渉できれば、お互いにメリットが生まれて新しいビジネスとして展開できそうですね!