日本で自転車が流行

最近、日本でも街中でよく目にするのが、ロードバイクといわれるスポーツタイプの競技用自転車だ。ロードバイクの他にも、クロスバイクやピストといった様々な種類の自転車が存在する。今、この競技用自転車を中心に、特にロードバイクが人気になり普及している一つの要因としては、「弱虫ペダル」「のりりん」といった自転車漫画やアニメの存在が大きい。ロードバイクの販売店へ行ってみると、若い世代や特に女性のロードバイク購入者が増えているという。1世代前までロードバイクというものはマイナースポーツであり、パーツも高価であるし何よりラインナップも少なく、決して気軽に手を出せるものではなかった。しかし、技術の発展によりハイスペックの物が昔に比べると、手軽な値段で購入できるようになった。それと合わさって自転車漫画やアニメの人気によって、よりいっそ自転車文化が加熱しているわけである。

 

日本は自転車後進国?

しかし、日本で自転車に関心が高まっているからといって、ヨーロッパと比べて交通機関の整備や、一般人の自転車に対する理解が追い付いていないのは問題だと思う。例えば、イギリスでは大物デザイナーが、イギリスを横断する高速道路のような自転車道を莫大な国家予算をつぎ込んで作る、という目を疑うような構想があったりする。また自転車大国であり先進国であるフランスやドイツでは、自転車道が存在するのは当たり前であるし、また交通ルールやマナーについても、車と同様に守るべきものとして厳しく定められている。残念なことに日本の自転車乗りは、交通ルールやマナーを軽視する者も少なからずいると思う。

 

今後の課題

日本でこれから自転車熱が加速していく中で、自転車乗りと行政との間の溝を埋めていかなければならない。土地の広いヨーロッパならまだしも、この狭い島国で人力で動く人類最速であり、最もエコな乗り物が存在しているのだから、行政はもっと自転車に対して目を向けてヨーロッパに習って、対策を講じていくべきではないだろうか?