「あなたににとってのリーダーは誰ですか?」

という質問をした時、頭に出てきた人はあなたにとって良きリーダーでしょうか?悪いリーダーでしょうか?

部下が尊敬する良きリーダーと言うのは昔から言葉ではなく行動で存在感を示すと言われていますよね。付いて行きたいと思わせてくれるようなリーダーはどうやっているのでしょうか。

今回はそんな良きリーダー像に関してのTEDトークです。

優れたリーダーはどのようにして行動を促すか

これはサイモン・シネックが2009年に発表し、今でも語り継がれている超有名なプレゼンテーションです。

なぜAppleの製品が魅力的に見えるのか?

なぜマーティン・ルーサー・キングがリーダーになれたのか?

なぜライト兄弟は有人動力飛行を実現できたのか?

これらの成功事例にはある法則があったのです。それは周りを動かすリーダーシップとは何か?という命題に対し、彼はある法則を導き出しました。

ゴールデン・サークルというパターン

bba7680443348ca88dff0d04487c075a

三重の円があり、内側からWHY・HOW・WHATと並んでいます。

成功する人達は、何かを「考え行動して伝える」方法が全く同じだといいます。その方法はこのゴールデン・サークルの内側から相手に伝えるという簡単なものです。

反対に実際に私達はこれを外側から伝えてしまいがちだと彼は言います。人は生きる上でWHYの部分。つまり一体なぜ◯◯をするのか?という曖昧な部分から話さず、明確なWHATの部分。何をしたのか?という部分を話すからです。

スクリーンショット 2015-04-24 1.24.17

Appleの魅力はこうして作られる

もしAppleが普通の企業だったらこんなCMを作るでしょう。

 

WHAT:我々のコンピュータは素晴らしく

HOW:美しいデザインで簡単に使え、ユーザーフレンドリー

WHY:ひとつ いかがですか?

 

どうですか?全く魅力を感じませんよね。何をして、どう違いどう優れているかを述べ、相手に何か行動を期待します。
しかし、多くの企業はこうした伝え方をしてしまっているのです。

では実際のAppleならどう伝えるでしょう?

 

WHY:我々のすることはすべて世界を変えるという信念で行っています。違う考え方に価値があると信じています

HOW:私たちが世界を変える手段は美しくデザインされ簡単に使えて親しみやすい製品です

WHAT:こうして素晴らしいコンピュータができあがりました

 

こうしてWHYから伝えられると欲しくなりますよね。実際にAppleのCMもこのような作り方をしていると思います。

スクリーンショット 2015-04-24 1.36.34

なりましたね。

このように人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされると彼は言います。

他の成功者はどうやっていたのか

最初に挙げたマーティン・ルーサー・キングやライト兄弟もこのゴールデン・サークルによって成功しています。

i-have-a-dream

マーティン・ルーサー・キングは偉大な演説家という訳でもなく、彼だけが苦しんでいたというわけでもありません。しかし彼は「信じる」ということを語ったのです。

I Have a Dream

これが彼の全てです。「私にはプランがある」というWHATでは無く、「私は信じている」というWHYの部分でアメリカを動かそうとしたのです。

 

 

main_image

また、ライト兄弟も飛行機を作り上げることができたらそれは世界を変えることになると信じていました。

その一方サミュエル・ラングレーというライバルは富と名声のために飛行機を作りました。

するとどうでしょう。サミュエル・ラングレーという名前をこれまでに聞いたことがあったでしょうか?おそらくライト兄弟しか知らない人が多いと思います。

このWHYがしっかりとしていた証拠がその後の歴史をも変えるのです。

実際のプレゼンとまとめ

今回はプレゼンの一部を抜粋して紹介していますが、約18分のこのプレゼンにはとても興味深い話がたくさんあります。

このゴールデン・サークルは会社や組織だけの話ではなく、友人や恋人など日常生活でも当てはまることです。
相手に自分の意志をしっかりと伝えたいなら、このゴールデン・サークルを意識して生活してみてはいかがでしょう?