最近のスマホは機能も増え、ますます便利になりました。今や私たちの日常に欠かせない存在ですが、便利すぎて「スマホ依存症」になってしまう人もいます。スマホ依存症の人に見られる行動には、どのようなものがあるのでしょうか?
スマホ依存症とは?
常にスマホを触っていないと落ち着かない、スマホを見る頻度があまりにも高い等の状態を「スマホ依存症」と呼びます。スマホ依存症は病気として認定はされていませんが、中にはスマホへの依存度が高くなることで、医療機関を受診するケースもあります。
スマホ依存症の前兆9つ
これをやっていたらスマホ依存症かも…という9つの行動をまとめました。これらの多くに当てはまってしまう方は、スマホ依存症の可能性があるため、スマホの使い方を改める必要があるかもしれません。
①LINEなどの返信が無いと不安
LINEなどでメッセージを送った後に、相手からの返信がないか気になって何度もスマホを開いてしまう、という経験はありませんか?最近はLINE以外の連絡先も増えたため、通知が気になって色々なメッセージアプリを開いていたらキリがありません。
②常にスマホを持っていないと嫌
確かにスマホは日常の必需品です。しかし、スマホが常に手元にないと不安になったり、落ち着かなかったりするという方は要注意です。
③食事中もスマホを見てしまう
飲食店などでも、食事しながらスマホを触っている人をよく見かけます。食事中の時間も無駄にしたくないという気持ちは分かりますが、マナー的にはあまりよろしくないでしょう。
④お風呂やトイレにもスマホを持ち込む
最近は防水機能が優れている機種も多いため、入浴中にスマホを見るという方もいるのではないでしょうか。スマホを見てしまうことで長く入浴しすぎてしまうということもあるため、気を付けましょう。
⑤会話中もスマホを見てしまう
人と話している途中にスマホを見てしまう癖がある方は要注意です。話し相手の人にも不快感を与えてしまうため、会話中のスマホは避けた方がいいでしょう。
⑥スマホを見ながら寝落ちする
寝る前に動画などを見て寝落ちするという方も多く見受けられます。スマホのブルーライトは睡眠の質を下げてしまうため、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑦起きて真っ先にスマホをチェックする
起きて最初にスマホを見るという方は多いかと思います。何気なく行ってしまう行為ですが、実は思わぬ弊害が。脳に悪影響を及ぼし、1日のパフォーマンスが低下してしまう可能性があります。
⑧歩きスマホをする
歩きスマホは道路交通法違反とされている行為ですが、ついやってしまう人が多いです。事故に繋がる恐れがあるため、スマホを見る時は安全な場所で立ち止まって確認するようにしましょう。
⑨外出先で充電が切れると不安になる
外出先で急にスマホが使えなくなると焦りますよね。強い不安感に襲われたり、落ち着きがなくなったりするという方は要注意です。
スマホ依存症4つの対策
スマホが必須の世の中になった今、スマホ自体を辞めることは不可能に近いです。ではスマホ依存症を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?4つの対策法を紹介します。
①スマホの通知をオフにする
実際、「通知機能が、スマホ依存を悪化させるドーパミンを増加させる」という学説もあります。通知が来る度に反応し、大真面目に確認する必要はありません。緊急で何か対応しなければいけない時以外は、通知は切っておいていいかもしれません。
②アプリを簡単に開けなくする
アプリをフォルダーの中に隠したり、パスワードを設定したりするなどして開きづらくするのも手です。アプリを開くために一手間を挟むことで、本当に必要な時しか開かなくなります。
③スマホを一切使わない時間を作る
1日1回や1週間に1回でも、スマホを一切使わない時間を設けるのも効果的です。例えばあえてスマホを家に置いて散歩に出てみるなど、一時的にスマホから離れた環境に身を置くと良いです。
④他の趣味に集中する
スマホ以外のことに没頭するのも有効です。映画を観たり、スポーツや楽器を始めたり、友達や家族との時間を過ごしたりするのも良いでしょう。
最後に
スマホ依存症の人の特徴を紹介しました。スマホはとても便利ですが、使い方には注意しなければなりません。ご家庭で使われている場合は、子供のスマホ使用に対しても管理が必要です。 気付いたらスマホ依存していた…ということにならないように、正しくスマホを活用していきたいですね。