2023年4月8日から7月1日まで日本テレビにて金曜深夜の時間帯で放送されていた話題のドラマ「夫婦が壊れるとき」。ドロドロとした不倫やそれに対する復讐劇が描かれており、日本でも話題を呼んでいたため実際に見ていたという方も多いのではないでしょうか。
今回は、より男尊女卑の描写がすごいといわれている夫婦が壊れるとき 韓国版について、日本版での内容とも比較しながら迫っていきたいと思います。
夫婦が壊れるとき 日本版について
まずは2023年に放送された日本版の夫婦が壊れるときについてみていきたいと思います。夫婦が壊れるとき キャストは主演の稲森いずみや吉沢悠らで放送されたこのドラマは、夫と子供の3人で誰もがうらやむような幸せな家庭を築いていた主人公である内科医の陽子は夫が出張から帰ってきた日を境に違和感を覚え始めます。それは、夫が女性物のリップクリームを持っていたことそしてマフラーに他の女性の髪の毛がついていたことを発見したためです。
そこから陽子は内科の患者である一人の女性、夫の会社の部下である女性、そして家族ぐるみの付き合いをしている絵画の先生の女性を浮気相手として気にかけ始めます。ある日仕事を早めに切り上げた陽子は夫の会社帰りの様子を尾行します。そこで目にした光景から愛する夫の本性を知り、陽子の復讐劇が始まっていくという内容になっています。
この作品は、もとはというと2015年と2017年にイギリスで放送され、その際に各賞を総なめした「女医フォスター 夫の情事、私の決断」のリメイクとなっています。そして韓国で2020年に放送された「夫婦の世界」というリメイク版が「愛の不時着」を超えるほどの視聴率を叩き出しました。そのリメイク版が日本でもこの度放送されたという流れです。
夫婦が壊れるとき 韓国版について
「愛の不時着」をも超える大ヒットを記録した夫婦が壊れるとき 韓国版について迫っていきたいと思います。このドラマは韓国版では「夫婦の世界」というタイトルになっており、あらすじとしては大筋については日本版と同様です。主人公は夫の浮気を疑い始め、そして疑い通り夫は浮気していました。加えて、浮気相手が主人公の働く内科に来院すると検査の結果浮気相手が妊娠していることが判明します。また、この浮気はご近所や夫の職場など主人公以外の人物には周知の事実であったため主人公は壮絶な復讐劇を始めていくというものになっています。
夫婦の世界の衝撃的なシーンについて
日本でも話題となった夫婦の世界ですが、一番の要因はドラマ内での衝撃的な描写の数々です。日本の作品と比べると男尊女卑がいきすぎていると捉えられるシーンも多かったようです。その中でも、主人公の夫の不倫がばれた際に逆ギレをするシーンや家庭を崩壊させたにも関わらずまだ言い逃れをしようと試みるシーン、家庭内暴力のシーンなどあまりみていて気持ちのいいものではありません。
実際にこのドラマをみた日本人の反応としても、夫の開き直りっぷりや詰めの甘さ言い訳の多さに対してむかつくという意見や主人公を囲む隣人や職場の人もまともな男性が一人もいないという感想の声があがっているもようです。
しかしながら、主人公の周りの男性陣の不快な言動に憤りを感じながらも作品としての面白さや魅力に惹きこまれてしまい、最後まで結局見てしまう視聴者も多いようです。
最後に
今回は日本含む各国で話題となった夫婦が壊れるとき 韓国版についてその内容や衝撃的なシーンについて日本版についても触れつつ迫っていきました。内容は気持ちのいいものではありませんが、夫婦が壊れるとき キャスト陣のリアルな演技から多少不快な内容であっても最後まで見続けてしまうという方も多いみたいですね。気になった方はぜひチェックしてみてください。