『地獄の果てまで連れていく』キャストやネタバレ!見どころは?

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『地獄の果てまで連れていく』キャストやネタバレ!見どころは?

放送開始以降話題になっていたドラマ「地獄の果てまで連れていく」は、表面上のストーリーは違いますが、ドラマ「あなたがしてくれなくても」の「愛や信頼とは何か?」という根源的な問題に向き合う点で、共通点があると言われています。

そこで今回は「地獄の果てまで連れていく」のキャストやネタバレ、見どころを調査しました。

『地獄の果てまで連れていく』キャストまとめ!

まずは、本作のキャストをまとめました。

橘紗智子(演:佐々木希)

本名は坂東幸和子で、高校時代、親友だった麗奈に殺人の疑いをかけられ、父も死に追いやられる壮絶な過去を持つ元ピアニスト。復讐のために顔を整形し、別人である「橘紗智子」を名乗り、麗奈の家庭にベビーシッターとして潜伏。

冷静に計画を進めつつ「麗奈を生き地獄に落とす」復讐を心に誓っています。復讐者としての冷徹さと人間性の間で激しく葛藤していくことになります。

花井麗奈(演:渋谷凪咲)

人気インフルエンサー兼ピアニスト。ママ向けSNSで「完璧な母親像・家族像」を発信しており、フォロワーからは「理想のママ」として憧れる存在です。フラワーアレンジを楽しみ、自宅での優雅な生活を見せる日常風景が、SNS上では高評価を得ています。

その一方で、過去に親友や講師に大きな罪を犯したサイコパスの顔も。自分の欲望や立場を守るためなら、平然と人を傷つけたり殺人を遂行したりする冷酷さを持ち合わせている人物です。

花井誠(演:井上祐貴)

麗奈の夫で、花屋を営む優しい実業家。高校時代からの幼馴染で、家族思いの男性です。一方でベビーシッターとして現れた紗智子に心惹かれ、葛藤を抱えるようになっていきます。

樹利亜(演:向里祐香)

麗奈のインフルエンサー仲間。ファッション・美容系で人気を得ていますが、実は復讐の協力者で、紗智子の高校時代のピアノ講師の妹です。兄を殺した麗奈に恨みを抱き、妹として復讐を企てます。

ともみ(演:柳ゆり菜)

麗奈のインフルエンサー仲間で、ハンドメイド作家。ママインスタグラマーとして活躍しており、家庭的かつ明るいキャラクターで麗奈を支える存在です。

楓花(演:深尾あむ)

アクセサリーデザイナーとして活動するインフルエンサー仲間。麗奈に憧れ、ピンチの時には率先して支援する献身的な友情キャラ。

優子(演:三輪晴香)

可愛らしいママとして人気のインフルエンサー。時計などのグッズプロデュースも手掛けていますが、麗奈とトラブルになり、車にはねられる事件に巻き込まれます。

飯田ゆうき(演:吉澤閑也)

麗奈のマネージャー。見た目はチャラいですが、プライベートの支援も含め献身的。明るい性格で麗奈たちから可愛がられる存在です。

黒川稔(演:板尾創路)

麗奈の父親で犯罪社会学の教授。かつて紗智子の父親と親交があり、孫のこころを溺愛しています。しかし、ベビーシッターとして紗智子が登場したことにより、娘との関係に変化が生じるのでした。

未視聴者注意!『地獄の果てまで連れていく』ネタバレまとめ

ここでは、「地獄の果てまで連れていく」のネタバレを紹介していきます。まだ視聴していない方は注意してくださいね!

ベビーシッターの正体は…

橘紗智子は完璧なママである麗奈の家庭にベビーシッターとして雇われますが、その正体は、かつて麗奈に全てを奪われた坂東幸和子でした。整形して身分を偽り、麗奈の家族に近づき、復讐を遂げるための計画を実行していたのです。

麗奈の裏の顔

表向きは天使のようなピアニスト&インフルエンサーですが、高校時代から人を平気で裏切り、罪の意識を持たない冷酷なサイコパス。ピアノ講師の死の原因となった過去もあり、次第にその暗い秘密は暴かれていきます。

偽りの家族愛と本物の絆の対比

幸和子は復讐目的で麗奈の家庭に入り込んだものの、麗奈の娘であるこころと本当の親子のような絆を築いてしまいます。また、麗奈の夫である誠とも心を通わせることで、復讐心と人間らしい感情の間で揺れ動く姿が切なく描かれています。

衝撃のラストはまさに「地獄の果て」

紗智子はついに麗奈を精神的にも社会的にも追い詰めることに成功します。しかし、復讐を遂げたその代償として、自らも警察に追われ、こころや誠との繋がりを失ってしまいます。さらに、麗奈をかばった誠が亡くなるという衝撃なラストに。

復讐がもたらした「地獄」を両者が味わう形で幕を閉じます。

『地獄の果てまで連れていく』の見どころは3つ!

恐ろしいタイトルとなっている本作ですが、ここでは見どころを3つ紹介します。

復讐と狂気が交錯する“心理戦”の緊迫感

この作品の最大の見どころは、主人公・幸和子と因縁の相手・麗奈との緻密な復讐劇と心理戦。整形で姿を変え、ベビーシッターとして相手の家庭に入り込むというスリリングな設定はもちろん、徐々に暴かれていく過去の罪や、現実と嘘の境界が曖昧になる演出により、視聴者の予想を裏切る展開が連続します。

人間の「表と裏」を浮き彫りにする演出も秀逸です。

主演・佐々木希の新境地となる狂気の演技

主演の佐々木希さんは、これまでの清楚で明るいイメージを覆し、復讐に燃える複雑な主人公・紗智子(幸和子)を演じました。笑顔の裏に狂気を秘めた表情や、母性と復讐心の間で揺れ動く繊細な演技が高評価を受けています。

敵役の渋谷凪咲(NMB48)も“サイコパス美女”を怪演し、初の本格的悪役として強烈な存在感を放っており、女性陣2人の迫真の演技が物語をより一層に引き立てたと言えるでしょう。

SNS時代の“虚像”と“本音”を抉るテーマ性

麗奈がインフルエンサーとして理想のママ像を発信する一方、その裏で隠していた残酷な過去と本性が暴かれていく過程は、現代のSNS社会への鋭い風刺にもなっています。表向きはキラキラした生活でも、裏では罪や狂気が渦巻いているという「虚像と現実」の対比が、物語に深みを加えました。

最後に

『地獄の果てまで連れていく』は、衝撃的な復讐劇とサイコサスペンスが絡み合う、見応え抜群のドラマです。豪華キャスト陣の迫真の演技と、先の読めない展開が視聴者を最後まで引き込みます。

復讐、愛、そして裏切りが交錯する結末を、ぜひあなた自身の目で確かめてください。

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